祖父母と行きたいおすすめ国内旅行先・恐山(1)


恐山

あなたは恐山と聞くと何を思い浮かべますか?
荒涼とした大地、お地蔵さんや風車など様々あると思いますが、一番強いのは死者が集まる場所というイメージではないでしょうか。恐山は古くより死者を弔う場所として名高く、全国から訪れる方達が絶えません。その地に着くと、ある方はお地蔵さんに対してわが子のように話しかけ、また別の方は夫に会いに来たと話している方もいらっしゃいます。みなさん各々の死を抱えながら、はるか遠い下北半島の中心にある恐山に向かっているのです。
生きている私達からは一番遠くに死は置かれがちですが、死を見据えることによって、どうこれから生きてゆくかを見つけられるかもしれません。「死」を考えることは「生」を充実させることに繋がります。
今回少し観光から話はそれますが、道中の会話も思い出の一つ。普段は照れくさくて話せないことも、恐山への旅の間なら・・・ということもあるのではないでしょうか。恐山へ向かう時間を是非有意義なものにしてくださいね。

祖父母がしたいことは何か聞き出してみましょう

是非、祖父母がこれからの人生の中でしたいことを尋ねてみましょう。趣味の範囲から富士登山、さらには世界一周と世界が広がるかもしれません。きっと人には大きい声で言わなくても、内に秘めている密かな願いはきっと一つはあるはず。その願いの中には、「もう高齢だから・・・」と言って諦めているものもあるかもしれません。しかし費用面や現実的に可能かどうかは考えず、様々な願いを聞き出してリストアップしましょう。リストアップすることによって物事が進みやすくなりますし、また新たな祖父母の一面が見えるかもしれません。

あなたがしてあげたいことを考えてみましょう

祖父母の願いをリストアップした後は、どうしたらその願いが叶うか一緒に考えてみてください。具体的に祖父母とイメージしていきましょう。頭の中だけだとしても、一つでも多く願いを一緒に叶えられたら素敵です。現実的に行動に移すことができれば大成功。もちろん一人で叶えることが難しければ、周りの方に協力を頼むことも可能です。そんなあなたの熱心な姿にきっと祖父母は心を打たれるでしょうし、より一緒に充実した時間を過ごせるはずです。

恐山への旅は、新幹線や飛行機で向かったとしても八戸や青森からは一日がかり。そのため旅の醍醐味として現地で観光することはもちろんですが、その道中も十分に価値があります。この恐山の旅が、祖父母とあなたの人生を考える良いきっかけになるかもしれません。


この記事を書いた専門家

桂 由子
いきいきLIFEライター
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p class=”author-comment”>奈良大学文学部文化財学科保存科学卒。卒業後4社と契約し、フリーランスへ。他の執筆については、介護施設や女性のライフスタイル、スマートフォンの広告文章など多数。今年で80になる祖父母を持ち、介護に関する情報を日々収集中。

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