第1回「祖父母と行きたいおすすめ国内旅行先」


仁和寺

いつの時代も私たちを魅了してやまない、文化の中心「京都」。誰もが一度は憧れたことのある街ではないでしょうか。近年は、シニアの方のためのバリアフリー化に大変力を入れており、京都の主流な寺社仏閣は既に境内の整備が進んでいます。その中で今回は京都・右京区にある世界遺産「仁和寺」をご紹介します。

京都・右京区の世界遺産「仁和寺」

仁和寺とは、888年に宇多天皇によって創建された門跡寺院。退位後はこちらで修行を重ね、老年を過ごしました。この辺り一帯を御室(おむろ)と呼ぶのは、高貴な方が住まう場所という意味が込められています。こちらは車椅子の方でもほぼ全域観光をすることが可能ですし、石畳が敷かれているので大変歩きやすくなっています。境内も大変広いので、ゆとりを持ちながら観光をすることができるおすすめスポットです。

境内全て車椅子の方も完全対応!

正面の仁王門を抜けると、広い参道が敷かれ阿弥陀如来が安置されている金堂まで続いていきます。しかしその途中には、少し急な斜面のある階段があるので少し戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、近くにいるスタッフに是非声をかけてみてください。すると特別に金堂へ行くことができる門を開けてくれます。普段は閉まっているのでスタッフの許可が必要ですが、その分観光の負担も減ることでしょう。事前に連絡しておくとよりスムーズですよ。

メインの屋内はバリアフリー化!

仁和寺で一番見応えがあるのは、仁王門から入ってすぐ左側にある「御殿」。こちらでは美しい書院とお庭を見ることができます。特に白川砂を敷き詰めた南庭は、私たちに時間を忘れさせてくれるような簡素な美の佇まいを表しています。こちらの御殿は全面通路が広めの板張りとなっており、通行もスムーズ。広いところでは車椅子と人一人通れるスペースが確保されています。車椅子の方は、室内専用の車椅子に乗り換えて拝観を行います。車椅子の背のところには「車椅子ルートガイド」がありますので、その道に沿って進みましょう。一番奥にある霊明殿という場所のみ、手すり付の階段がありますので、そこだけ気をつけて拝観して下さい。

春には境内の御室桜、秋には紅葉と1年を通して私たちを楽しませてくれる仁和寺。春の時期を除けば比較的ゆっくりと観光することができるお寺ですので、一度是非足を運んでみてくださいね。

※仁和寺:京都市右京区御室大内33 (075)461-1155


この記事を書いた専門家

桂 由子
いきいきLIFEライター
ikikilife

奈良大学文学部文化財学科保存科学卒。卒業後4社と契約し、フリーランスへ。他の執筆については、介護施設や女性のライフスタイル、スマートフォンの広告文章など多数。今年で80になる祖父母を持ち、介護に関する情報を日々収集中。

関連記事

↑ ページの先頭へ