祖父母と行きたいおすすめ国内旅行先・奈良


奈良画像

「京都観光のついでに奈良にも行こう」そんな声を私は周りで時々聞くことがあります。
奈良は京都に比べて素朴さが目立ちますが、京都とは一味違った魅力を持つ土地。
大陸文化が色濃く残り、様々な技術や渡来人を受け入れながら発展した奈良ですが、その集大成の一つに仏像が挙げられます。
キリッとした目やがっしりとした肩、そして繊細で美しい指先・・・きっとあなたの心に響くお気に入りの仏像が見つかるはず。
ついでに何て言わずに、たまにはメインで奈良を訪れてみませんか?
そこで今回は奈良を訪れるなら外せない仏像ベスト3を紹介します。

東大寺「東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)」

1つ目はご存じ奈良の大仏。
世界最大級の木造建築である大仏殿の中に納められ、座高はなんと驚きの約15m。
全てを包み込む包容力と、柔和な顔立ちに世界各地から観光客が押し寄せます。
東大寺はバリアフリーが大変発達しているため、安心して観光できるスポット。
最寄りの奈良県営駐車場から大仏殿までは平坦な道が続いており、車椅子でも楽に通行可能。そして大仏殿の入り口はスロープが掛けられており、チケット売り場で伝えればスロープの門のロックを外してくれます。中に入ると車椅子の方の専用ルートが用意されており、そちらを辿って拝観していきます。大仏殿の入り口で車椅子の貸し出しも行っているので、必要な方はスタッフに。

・東大寺車椅子観光マップ(東大寺HPより)
 http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/index.html

興福寺「阿修羅像(あしゅらぞう)」

2009年、東京国立博物館で行われた「国宝 阿修羅展」。
会期の2か月間の間で、94万人以上の方が阿修羅像を見るために足を運びました。
その繊細な体つきや3つの端正な顔つきに芸能人を含めファンクラブができてしまうほど。
そして現在阿修羅像は、興福寺の境内にある「国宝館」で拝観可能。
国宝館の横には身障者用の駐車場が完備されていますので、乗り入れも大変便利です。
国宝館の入り口にはスロープがあり、館内は段差がなく回りやすいようになっています。他にも作品説明の文字が少し大きめに書かれているなどバリアフリーの工夫が光る施設です。ただ少し館内の照明は演出上暗くなっているため、移動の際は注意が必要。

・興福寺
 http://www.kohfukuji.com/

法隆寺「百済観音(くだらかんのん)

世界最古の木造建築として名高い法隆寺。
奈良時代から少し時代を遡り、飛鳥時代に創建された聖徳太子ゆかりのお寺です。

日本のどこよりも早く、ユネスコの世界文化遺産のリストに登録されました。
法隆寺は金堂や塔がある西院伽藍と夢殿がある東院伽藍、そして百済観音が展示されている大宝蔵院が主な見どころ。すっと細身で、異国情緒溢れる百済観音にきっとあなたは魅了されるはず。
大宝蔵院は館内全て平坦な造りで、作品と作品の間も広いため車椅子の方でも楽に通り抜けすることができます。また車椅子の貸し出しを希望される方は、寺務所と西院伽藍のところで受付して下さいね。

・法隆寺
 http://www.horyuji.or.jp/


この記事を書いた専門家

桂 由子
いきいきLIFEライター
ikikilife

奈良大学文学部文化財学科保存科学卒。卒業後4社と契約し、フリーランスへ。他の執筆については、介護施設や女性のライフスタイル、スマートフォンの広告文章など多数。今年で80になる祖父母を持ち、介護に関する情報を日々収集中。

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