60歳からはじめる禅


禅イメージ

禅とは仏教の一派の事で、達磨が始めたと言われている物です。
基本的には仏に対して信仰するというよりは、自分自身の修行をするというイメージでいる方が良いでしょう。
自分の心と向かい合う、精神の修行をする、そういった事を禅という事は少なくありません。

人間は60歳になると還暦を迎えます。
これは干支が一巡して、再び生まれた時の干支に戻る事を言います。
現在では長寿のお祝いの一つとして、赤いちゃんちゃんこを着たりしてお祝いしている人もいます。
仕事をしていた人は大体60歳を境に定年退職をする人も少なくありません。
勿論第2の職場にそのまま就職する人もいますが、中には定年後は自宅で悠々自適な生活を送っているという人もいます。

よく問題になるのが、定年後の生活についてです。
沢山の時間はありますが、何も趣味がない、出来る事がない、趣味はあってもなかなか続ける事ができないという人もいます。
そういう場合、時間が沢山あり過ぎて暇になってしまう人も少なくありません。
しかしせっかくの時間、何もしないまま過ごしているのはとても勿体ない事だと言っても良いでしょう。
還暦を迎えたのであれば、そこから禅を始めるというのも一つの選択肢です。

禅というのは前述したように心の修行をする事を言います。
確かに60歳になってから始めるのはなかなか大変で、修行をする為には精神力も、そして体力も必要です。
人によってはそれを知るだけでも物おじしてしまう事も有るのではないでしょうか。
しかし実際には沢山の時間があるからこそ出来る事も有ります。
だから、まずはチャレンジしてみる所から始めても良いでしょう。

本格的に禅を始めるのであれば、寺に入門して行うべきです。
そうすれば全ての事を体験する事ができ、また違った物の見方や考え方ができる様になるかもしれません。
60歳までバタバタとして過ごしていた人は、無の世界というのは最初は慣れないかもしれませんが、その静かさだからこそ感じられる物もあります。
現在では60歳から始めるという人も実際にいます。

しかし、そこまで本格的にはできないと感じている人もいるでしょう。
確かに60歳を過ぎて少し自分の人生を見つめ直したい、顧みたい、静かに過ごしたいとは思っていても、生活すべてを修業に費やす事は出来ないという人もいるはずです。
そういう場合は自宅で座禅を組むというのも一つの方法です。
床やいす、空いている場所で簡単に行う事ができます。
勿論心を静かにして落ち着いた状態になるので、自分の事を見つめ直す事も不可能ではありません。
また現在ではそういった会合も開かれている事が有ります。
そこに参加すれば、自宅で一人で座っている時とはまた違った環境で無になる事も出来るでしょう。

60歳から始める場合は、自分の体力ともしっかりと相談して行う事が重要です。
そうして自分の体に合わせて続ける事も、また60歳からのこれからを有意義に生きていく上で必要な事と言って良いでしょう。

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