介護施設の選び方・施設費用目安3


第4回「介護施設の選び方・施設費用目安3」

では今回はいよいよ民間企業が主体となる「有料老人ホーム」について紹介します。2000年に介護保険法が施行され、大幅に数を増やしている施設です。サービス内容一つとっても、有料老人ホームは本当に多種多様。もちろんその分費用は公的な機関が運営する施設より高くなります。しかし近年は様々なニーズに合わせて、安く入所できる施設も出てきているようですよ。そのため探せば探すほど入居者の希望に近い施設を見つけることができるかもしれません。

健康型有料老人ホーム

健康型と名前に付くくらいなので、基本的には60歳以上で介護の必要のない自立や要支援の方が入所できる施設です。こちらの施設で受けられるサービスはスタッフの見守りや緊急事態の対応、掃除や洗濯などの生活サポートなどが挙げられます。施設によっては提携している病院で健康管理が行われている場合が。施設には豪華な趣味設備や健康設備を備えていることも多く、他の有料老人ホームよりも入居一時金が高い傾向があります。

・入居一時金 0~数千万円
・月額使用料 12~30万円

介護付き有料老人ホーム

こちらは主に60か65歳以上の方で、自立から要介護の状態の方まで幅広く入所することができます。基本的には介護が必要な方の施設となっており、サービスは本当に施設によって様々。ただサービスは生活サポートから介護まで全て請け負ってくれる施設が多いようです。介護付きと名乗れる有料老人ホームは、介護保険の「特定施設入居者生活介護」の指定を都道府県から受けており、一定の人員基準やバリアフリーそして運営に関する基準を満たしている施設です。ただし施設によって館内のスタッフが介護を行う「介護型」や、外部の介護事業者を利用する「外部サービス利用型」、そして最後にその両方の可能性がある「混合型」のいずれかによって介護サービスを受けるようになります。

・入居一時金 0~数千万円
・月額使用料 12万~30万円

住宅型有料老人ホーム

基本的には自立した60歳以上の高齢者を受け入れる施設。しかし健康型と違うのは、外部の介護サービス業者を利用できるため、要支援や要介護の方も入居できる点です。サービスは生活サポートから介護事業者の力を借りれば介護まで。施設の部屋は自宅にいる状態と変わらない設備が付いていることが多く、施設によっては共同生活室や趣味設備、そして健康設備が付いている場合もあります。

・入居一時金 0~数千万円
・月額使用料 10万円~30万円  


この記事を書いた専門家

桂 由子
いきいきLIFEライター
ikikilife

奈良大学文学部文化財学科保存科学卒。卒業後4社と契約し、フリーランスへ。他の執筆については、介護施設や女性のライフスタイル、スマートフォンの広告文章など多数。今年で80になる祖父母を持ち、介護に関する情報を日々収集中。

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