介護施設の選び方・施設費用目安1


第2回「介護施設の選び方・施設費用目安1」

祖父母や両親の介護を考える時、あなたは「自宅でのケア」と「介護施設」を選択できるのであればどちらを選びますか?
現代であれば、介護施設と答える方の方が多くなってきているのではないでしょうか。
しかし介護施設を選ぼうと思っても、どうやって選んだら良いかわからないと思っている方は少なくないはずです。
そんな時はすぐに介護施設の資料を見るのではなく、まずは対象者の現状をしっかり把握していきましょう。
現状把握がしっかり出来れば、希望に合った施設も見つけやすいはずですよ。

point1 ≪要介護認定≫

「最近何だか祖父母の様子がおかしい」「前に比べて両親の少し言動がおかしくなった」と感じてはいませんか?自立して生活することが困難だと感じた時が、要介護認定を受けるタイミング。要介護認定は介護保険を利用して、介護サービスを受ける際に必要となってきます。申請は市町村で行っており、認定は対象者の状況に応じて5段階に分類されます。段階によって受けるサービスに違いが出るため、結果をしっかり把握しておきましょう。また以前受けた方でも、要介護認定の更新を行うことができますので利用してみて下さい。要介護認定が出れば、対象者にどんな介護サービスが必要なのか少しずつ見えてくるはずです。

point2 ≪持病≫

対象者の持病の有無は、施設を選択する際に大きなポイントとなります。もし認知症があれば特別病棟の設置やケアの配慮を行っている施設を考慮する必要が出てきますし、また高血圧や糖尿病であれば食事面のサービスで融通を利かせてくれる施設を見つけなくてはいけません。また同時にリハビリが必要かどうかも調べておくと良いですね。かかりつけ医に一度相談して、持病の程度と今後どんな医療ケアが必要かをしっかりチェックしておきましょう。

point3 ≪祖父母や両親の性格や希望≫

介護施設に入所する際に、何か希望があるかどうかをしっかり聞き出しておきましょう。例えば住み慣れた街が良い、田舎暮らしがしたい、部屋は個室が良い・・・などきっと聞き出すときりがないかもしれません。ここで対象者の性格や価値観を改めて知り、とりあえず全部メモしておいて取捨選択は後に置いておきましょう。介護施設への入所は、対象者にとって新しい人生の始まりです。できる限り希望に沿えるような介護施設を見つける努力が必要となっていきます。

とりあえず最初はこの3つを把握することから始めていきましょう。
介護施設を急いで決めても、ロクなことはありません。1つ1つ段階を踏んで、本当に祖父母や両親に合った施設を見つけていきましょうね。
「あれっ、費用面の考慮は大丈夫?」と感じた方もいるかもしれませんが、それは次回のメインテーマとして取っておくことにしましょう。


この記事を書いた専門家

桂 由子
いきいきLIFEライター
ikikilife

奈良大学文学部文化財学科保存科学卒。卒業後4社と契約し、フリーランスへ。他の執筆については、介護施設や女性のライフスタイル、スマートフォンの広告文章など多数。今年で80になる祖父母を持ち、介護に関する情報を日々収集中。

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