墓石価格の相場について


価格相場

墓石の価格相場についてネットで調べると、色々な情報が出てきます。しかし、その内容は抽象的なものがほとんどです。
およそ100~300万円、などと書かれていることもあり、「相場」と呼ぶにはあまりにも大きな開きがあります。

では、なぜ墓石価格相場が未だに曖昧なのでしょうか。
それには、以下の要因があります。

  • ・使う石の量によって墓石価格は全く異なる。
  • ・使う石の種類によって墓石価格は全く異なる。
  • ・地域によって若干の開きが発生する。

それでは1つ1つ順番に見ていきましょう。

墓石価格と石の量

まず、墓石の価格は、主に以下のようになります。

石種単価×才数(使う石の量)+工事費+石材店の利益

例えば、2㎡の墓所と12㎡の墓所では、使う石の量が全く異なります。
2㎡の墓所でお墓を建てるために必要な石代が10万円だとすれば、12㎡では6倍、つまり60万円が石代となります。
(※実際には単純に使用量が比例して増えるわけではありませんが、原価はこのくらい差があります。)

墓石価格と石の種類

次に、使用する石の種類によっても石屋の仕入れ価格は大きく異なってきます。
例として、安価で有名な「623」という石種で建てた場合と、「庵治石」や「ファイングレイン」と呼ばれる高級ブランド石で建てた場合を比べると、原価に何倍もの差が生じます。使用する石の量が増えれば増えるほど、この価格差も大きくなります。

墓石価格と石材店の価格競争

石材店同士の競争が激しい地域では、価格競争が起きています。
それにより、競争の少ない地域に比べると、総額が安くなる傾向があります。

墓石の価格相場が的を射ない理由としては、上記のような、変動する部分が多いからです。

墓石の価格相場を得るには?

実際にお墓を建てて、「この石で2㎡の場合はいくらだった」、「この石ではいくらだった」、といった形で詳細なデータをもとに統計が取れれば、的確な相場価格の抽出は可能です。

しかし、こうした相場価格の調査は、石材店単独では事実上不可能ともいえます。
施工件数が少なく、また、各石材店が使用する石もある程度限られてしまうためです。
一方で、施工件数の多い大手が公表する場合は、区画の決まった民間霊園での実績が多いために偏りが出てしまい、他の霊園の価格相場としては参考にならないデータになりがちです。

結論としては、現在墓石の価格相場として共通して活用できる情報はネット上にはありません。それでも相場を得たいという場合は、近場の石屋を数社見つけて相見積もりを依頼する方が、意味のあるデータになることでしょう。


この記事を書いた専門家

お墓総合研究所
ohaka-soken

カテゴリー:お墓

“お墓の良さをもう一度”をキャッチフレーズにお墓や寺院に関する調査及び寺院・石材店向けのコンサルティングサービスを提供しています。

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