民営霊園を買う前に知っておくべきこと


霊園・墓地

こんにちは、お墓総研です。
弊社では墓石の販売サイトを運営していますが、よく以下のようなお問い合わせをいただきます。
「民営霊園を買いました。墓石を安く建てたいので見積もりをお願いします。」
残念ながら、民営霊園(民間霊園)の99%は、お墓を建てる石材店を選べません。
つまり、最初に案内を受けた石材店で墓石を建てなければなりません。

これには霊園の裏事情が色濃く反映されており、ほとんどの民営霊園は最初に石材店が資金を投じて開発をおこないます。
つまりお寺が運営主体の霊園でも開発費は石材店が出すという事です。

民営霊園の石材店指定の仕組み

なぜ開発費を石材店が拠出するかというと、石材店は区画を売る権利が手に入るからです。
もっと言えば最初にお金を出した石材店しか売る権利がないのが民営霊園の特徴なのです。

さらに、石材店一社で霊園の開発費を出すケースは稀です。
霊園の開発費が巨額なことと、売れない場合のリスクを回避するため、というのが主な理由です。

さて、売る権利をもった石材店が複数入ると、問題になるのがお客さんの扱いです。
大体の霊園はローテーションが多く、次の客はA社、その次はB社、その次はC社・・といった具合で、公平な形でお客さんを分配するのです。

したがって、仮にA社を案内された場合は、A社で墓石を建てなければいけなくなります。
ここで「A社で案内を受けたけれど、B社で建てたい」と申し出ても、A社からすれば客を逃したくなく、B社も今後の関係を踏まえて断ります。
そのため、民間の霊園では最初に案内をうけた石材店で墓石を建てなければいけないのです。

指定の石材店同士なら価格差はない?

では、A社とB社で価格の高低はあるのかと言うと・・原則としてはありません。
ほとんどの霊園では、販売前に協定で価格を定めてしまうケースが多いのが事実です。
また、売る権利をもっているのは、最初にお金を出した石材店に限られます。つまり、同じ霊園内で価格競争をする意味がないのです。
これが民営霊園の墓石販売の仕組みです。

民営霊園を買う前に確認すべきこと

民営霊園の場合、墓地を購入してから墓石だけ別の石屋で安く建てる、ということはまずできません。
そのため、霊園を買う前には必ず、墓石の価格が実際にいくらかかるか気を付けなければいけません。


この記事を書いた専門家

お墓総合研究所
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カテゴリー:お墓

“お墓の良さをもう一度”をキャッチフレーズにお墓や寺院に関する調査及び寺院・石材店向けのコンサルティングサービスを提供しています。

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